ヤンゴンでは見逃してはならない手工芸品がたくさんあります。漆器、象牙彫り、木彫り、真珠と宝石などが有名です。他には、名の知れた僧侶用の傘や、ユニックなハープや、麦わら帽子、かご、むしろなどミャンマーの農村経済を繁栄させる編み物などは、外国人観光客に好まれるお土産です。ミャンマーの市場では、伝統的なカレー食品、きれいなサロン服装、手作りの草製品、人形、木おしろい、銅製品、銀製品、鉄製品、精巧な木彫りなど、お土産は目を奪われるほど多いです。観光客にとっては、目のお正月だけでなく、どれも手に入れたくなるでしょう。
そのほか、ミャンマーはルビー、サファイア、ヒスイなど世界有名な宝石の産地ですから、市場や遊覧地やデパートなどでは、いろいろな宝石が売られています。1ドル、2ドルで安く購入できるものもあれば、数百ないし数千ドルのものもあります。プロの人でないと、本物と偽物とは見分けられないから、営業免許のある店で購入しましょう。ショッピングをするなら、パゴダの北側にある「中華街」(Maha Bandoola)がいいでしょう。あそこは地元の大きなショッピングセンターで、「外交商店」(Diplomatic Shop)があるので、観光客に向いています。また、「中国市場」や「夜店」もあり、午後6時になると、買い物客で賑わってきます。
免税品はタバコ1カートン(555ブランドをお薦め)、酒1本(約1リットルで、ウイスキーをお薦め)、化粧水1本などですが、価格は実際どおりに申告しなければなりません。そうでないと、出国するときは押収されたり高い税金を払われたりする場合があります。特に、外国通貨を持っている場合は、「外貨申請書」を記入し、申告する必要があります。出国するときは、消費された外貨と残りとの間の差が合わないと、罰金を取られてしまう場合があります。観光客の交通費やホテル代や他のすべての消費明細は、「外貨申請書」に記入して捺印しなければならないという政府の規定があるから、外貨の消費や申告状況などはすぐ知られるでしょう。税関がかりがあまいという場合もありますが、観光客はそれを知っておいたほうがいいしょう。
Tips:
観光客が宝石を購入する場合は、ミャンマー政府から認可を受けた正規の商店で購入し、税金を納めた証明書をもらってから持ち出しましょう。または、地元の旅行社に購入証明書をもらいましょう。