カンボジア

カンボジアはアジア東南部にある中南半島の南に位置します。東と南東にベトナム、北にラオス、西と北西にタイと国境を接します。南西にタイ湾があります。

メコン川は最も大きな川です。中部の平原は国土面積の半分ぐらいを占めています。面積が181,035平方キロメートル、人口が1143万、民族が20余り。民族の中では、クメール族の人口が総人口の80％を占めています。仏教がカンボジアの国教です。公式言語がクメール語ですが、フランス語も英語も広く使われています。通貨はリエルです。

カンボジアは経済発展が立ち遅れていますが、全く閉鎖している国ではなく、投資家に関心を引かれるようになっています。観光の施設がそれほど完備していませんが、サービスの態度は友好的です。ほとんどの人がカンボジアに対する印象は世界七つの奇観の一つであるアンコールワットからでしょう。純朴かつ後進しているような国であるカンボジアは、「ポルポト赤クメール政権」時代の光景や、フランス殖民地時代のフレンチ風の光景がまだ残されています。その中に現れる強い人文の風情や、カンボジアのユニークな風土と景色、更に比類のないアンコールワットの歴史の遺跡などは、観光客の視覚や心理に大きなショックを与えています。この神秘的、歴史的、純朴的な感動こそ、欧米人や日本人の観光客に好かれているからでしょう。

カンボジアの通貨

リエル (Riel) は、カンボジアの通貨単位です。紙幣の種類は100R、200R、1000R、2000R、5000R、10000R和50000R。多くの場合、例えば旅館、レストラン、観光スポット、航空券、乗船券、タクシーなどは、USドルが使えますが、人力三輪車や長距離バスなどはリエルで支払えばわりと安いです。メニューがリエルで表示されるレストランもあります。