アンコール・ワットはカンボジアのシェムリアップに位置し、中国の万里の長城とエジプトのビラミッドとインドネシアのポロブドゥールと共にアジア四大奇跡と称されており、1992年にUNESCOに世界文化遺産リストに入れられました。とりわけ有名なのが、シェムリアップ市の北側、約6.4キロ離れるアンコール・ワットとアンコール・トムで、即ちよく知られるアンコールでおります。
アンコールは宮殿や廟宇やガーデンと砦で構成して完備した都市で、古クメール王国の首都でした。802年、国王のスーリヤウァルメン二世が国を統一して此処で首都を建設してアンコールと名付けしました。それから歴代の国王は大いに土木工事をおこし、宮殿や廟宇などを建築して、アンコールは次第にクメールの宗教と精神の中心となりました。1431年にタイ国に侵入されたクメール人はむやなくアンコールを離れプインベンで新都を立てました。それからアンコールは次第に人々の記憶から忘れ去られてしまいます。再び日の目を見るのは、1860年にフランス人学者アンリ・ムハトによって発見されてからです。その時から遺跡群に対する発掘や修復などが今でも終了さず続きてきました。
45平方キロの森林に点在する古跡は600カ所を超え、アンコール・ワットとアンコール・トムが主な部分で、精美な仏塔や石の浮き彫りが多くて壮観です。仏塔は全部巨大な石で築いてできて、重さが8トンの石もたくさん見えます。表に様々な彫像が彫刻されて、高さ何メータのもあり、本物そっくりです。特にアンコール寺にある5本の仏塔は空まで高く聳え、クメール民族の自慢の完璧な建築でおります。
アンコール・ワットとアンコール・トム及び三つの王都中心の以外に、女王宮と空中宮殿も有名な観光ポイントです。空中宮殿とは、11世紀に作られた全体石造の建築で、高さ12mの台にビラミッドの形をする三層の塔がゴールドを塗られて、さん然と光を放っていて、台の周りが石の回廊に囲まれております。台が高いので塔が高い空に掛かっているようで名付けられたのです。