「敬慕の念を抱いて黙々として見つめること以外に、この建築史で見事な景物を賞賛する言葉一つでも見つけない」とフランスの探検者が初めて見た時におしゃったそうです。日本人に大人気なタプロームがはジャヤヴァルマン7世がお母さんの為に1186年に作った寺院です。この寺院は、行ったことがない人でも、もしかしたら、記憶のどこかにあるかもしれません。映画の舞台に使われていて、有名どころだと、アンジェリーナジョリー主演トゥーム・レイダーに使われました。
あと、トゥー・ブラザーズという映画にも出てきたそうです。古跡或いはお寺として、どして游客にそんあに深い印象を残すだろうと、寺院で一時間を回ったら答えが出てくるでしょう。
タプローンの碑銘により、真っ盛りな時に18人の高徳の僧が居て、約8万人がお寺を供えて維持しているそうです。巨石で作った塔形のお寺として、くねくね曲がっている長廊で林立する塔を繋がり、高くないけど、精巧で綺麗な浮き彫りが壁に彫られていったそうです。
でも今、我々の目の前に見えるタプローンはもう雑草が蔓延って寂しくてなってきました。広大だが崩壊しているお寺にスボアン(ガジュマルの一種)が石に絡みついて周りが静かです。まだ広大な枠組みがあるが、スボアンのせいで、大部分の廊下はもう通行できなくて彫刻も苔に覆われ、巨石が傾き塔も倒れてしまったけど、寺院の建物を破壊する同時に変形した建物が完全に倒れないように絡みついて微妙に相対的な調和と安定を維持しております。生きっている樹木と生命のない石の細やかな状態それに木と石の消滅と救いがタプローンの風格になって人をうっとりとさせるでしょう。
樹木と一体化する遺跡の隅に、修行者が傍若無人で経書を読んでいる姿又、無邪気な子供の笑顔がたまに見え、それに太陽の光が葉っぱの隙間から透き通って、憂鬱な荒れ廃れた廟宇に少しばかりに明媚を与えるでしょう。
クメール人は人間が木に住む神様が石に住むことを信じっているが、木と石が一体化するタプローンは誰が住めるでしょう。