ベンと言う山麓にあり、カンボジア王国は1953年11月9日にフランスの殖民統治から独立したことを記念するため建てたのです。高さが37m、底座の幅は36mで、四本の巨大な柱の上に七層蓮花の蕾の形をしている塔があり、層ごとに周りが蛇の精霊ナーガの彫刻が飾っており、ナーガはカンボジアの起源の神聖な象徴と王国の栄を守る神様と認められて、カンボジア古代芸術で広く運用された題材にもなります。
独立記念塔はノロドム・ロードとシアヌーク・ロードの十字路に高く聳えて、カンボジアの有名な建築デザイナーのヴァン・モリワンがデザインして、1958年3月に建始め、1962年11月9日に落成したのです。毎年の独立祭に、国王或いは国王の代表はここで盛大な儀式を行い、来訪の外国元首もここに来て花輪を献げることが多いです。平日だと、市民の休憩場所になり、特に夕方には大勢の人が集まって賑やかです。