アユタヤは『ラマヤナ』という作品に記載された「不落の城」であるアヨダヤから名づけられました。タイの中部にあるアユタヤはアユタヤ府の首府であり、古い都でもあります。首都のバンコクの北から88キロのメナム川の畔にあり、人口が54888(2006年現在)で、面積が2480平方キロメートルです。
アユタヤはウートーン王が1350年に建てられ、アユタヤ王朝の首都でした。アユタヤ城は1767年にミャンマーに攻略され、焼却されました。その後、鄭信が国を回復し、南のトンブリーに遷都しました。そして、トンブリー王朝を確立し、古い城の東に城を新築しました。廃墟になった古い城は、現在世界文化遺産であるアユタヤ歴史公園になっています。
アユタヤはスコータイに続き、シャムの二回目の首府でした。1350年に確立されたアユタヤは18世紀にミャンマー人に壊されましたが、ワット・プラシーサンペットと大モスクはその遺跡として昔の輝かしさがかすかに感じられています。