タイ - バンコク

バンコク（タイ語の発音はKrung Thep）はタイの最も大きな都市であり、タイの首都と精神的なシンボルでもあります。タイの中心地帯にあるバンコクは人口が800万人であり、全国の政治、経済、文化、教育、交通などの中心でもあります。バンコクはタイ語で「天使の都」という意味であり、「玉仏の鎮座」を意味しています。

バンコク市を横断して流れている東南アジアの有名なメナム川は、バンコクを二つの部分に分けており、バンコクの重要な中枢になっているため、「東のベネチア」とも呼ばれています。

バンコクは一年中、色とりどりの花が美しく咲き乱れています。バンコクでは、名所古跡のほか、多くのモダンな建物や観光施設などが楽しめますから、毎年たくさんの観光客を引き寄せています。バンコクは現在、アジアで観光事業が最も盛んな都市の一つになりつつあります。

市内にはいろいろな見どころがあります。きらびやかな臥仏寺や雄大で華麗な皇居や賑わっている水上マーケットなどは、みんな観光のスポットです。都心にある皇居はバンコク王朝の象徴です。皇居には、チャクリー・マハ・プラサート宮殿（Hakri Maha Prasad）、ドゥシット・マハ・プラサート宮殿（Dusit Maha Prasad）、アマリン・ウィニチャイ堂（Amarin Winitchai Hall）、ワットプラケオ（Wat Phra Kaeo）などの四つの雄大な建物があります。

バンコクでは、夜の生活が豊富であり、伝統的なタイの舞踊や酒食遊楽が楽しめる夜店などがたいへん人気です。そのほかに、さまざまな寺院も有名です。宗教的なものに満ちている寺院は、人々の足をとどめるほど人気です。バンコクは東南アジアでショッピングの楽園とも言われており、ArmaniやVersaceなどのようなヨーロッパからのファッション、地元の手工芸品とお土産、流行商品などは種類が多く、ものの質が良くて値段も安いです。どこでもお得な買い物ができます。