高速道路の両側に咲き乱れる花が目に入ってきたら、ダラットの境内にも入ってきました。
海抜が1500メートルであるダラットは「花の都」とも呼ばれ、リゾートとしてもベトナム人にとって最良の選択肢でしょう。年間の平均気温は摂氏約17度であり、1年中も春のようです。ダラットの町を歩くと、花店の花束や芝生の野花や窓に置かれた花がどんどん目に入ってきます。それはただ「氷山の一角」であり、実はダラットの町中はいろいろな花に覆われているほどです。
ダラットのもう一つの風景は、町でよく見かける「新婚夫婦」の姿でしょう。結婚式の写真を撮ったり、新婚旅行をしたりするのはベトナムの若者がダラットに来る最も重要な目的だと言えます。山水が解け合っている詩のような境地で、自分が愛している人と一緒にいて最も美しい瞬間を引き留めたり楽しい時間を過ごしたりするのはいいことではないでしょうか。
実は、ダラットというロマンチックな町はフランス人によって造られたから、現在でも多くのフランス風の別荘や教会堂などが残されています。のんびりしたフランス人のライフスタイルも見られます。軒をぎっしりと並べた露天のコーヒーショップや、完璧に整った湖の畔の並木道などが、人々に足を止め、楽しい生活をエンジョイするのを説得しているようです。