ベトナム - ホーチミン

ホーチミン市、旧称サイゴンは、ベトナムで最も大きな都市であり、ベトナムの三つの中央直轄市の一つです。ベトナムの経済中心でもあり、全国で最も大きな港と交通中枢でもあります。ホーチミン市はメコン川デルタの東北部とサイゴン川の右岸にあり、ドンナイ川とサイゴン川とヴァムコ川との三つの川が形成したデルタにあります。ホーチミン市は11の郡と7つの県があり、人口が400万余り、面積が1945平方キロメートル。そのうち、市内面積が1845平方キロメートル、人口が200万近くです。1976年、正式にホーチミン市に改称されました。

ホーチミン市は優良な商港と軍港であり、中南半島の陸路や海路や空港の交通中心でもあります。またベトナムで最も大きな都市と工業中心でもあります。主な工業は米、製糖、醸造酒、編み物、煙草、化学、造船、機械修理などです。都市の郊外は米の主要生産地です。ベトナム南方の交通運輸中心でもあるから、水路と陸路の交通が非常に便利です。

ホーチミン市はベトナムで最も多くの観光客が訪れる都市です。そこでは、新しい建物や通りがあまり多くなく、街並みが古めかしいです。この古い風情こそ、ホーチミン市の特色があるところではないでしょうか。18世紀のホーチミン市は、フランス人に管理されたことがあるため、そこの人々の生活習慣に深い影響を受けただけでなく、街並みもフランス的なものばかりです。多くのきれいなフランス植民地の建物も観光客を引き付けています。

夜のホーチミン市を遊覧するコースもお薦めです。その時は、ベトナム流行な足踏み三輪車に乗って遊覧したほうがいいでしょう。長い夜市を通して、メコン川の畔にある騒ぎや賑わいが体験できますから。