パリの凱旋門を模して建設されたパトゥーサイ(Patuxay)はビエンチャンの中心部に位置し、ラオスでもっとも有名な記念碑です。高さ45メートル、幅24メートルの二階建ての建築で、ワット・タートルアンと並んで、ビエンチャンのシンボルです。
ラオス語でパトゥーとは「扉」「門」の意味、サイとは「勝利」の意味です。1960年から戦没者の慰霊塔として建設が始められ、1969年に竣工しました。1975年、勝利を祝うパレートをする市民がここを通ったことを記念して、「パトゥーサイ(凱旋門)」と名付けたわけです。中に入って、下から見上げると天井にはラオスの典型的なモチーフ、神々やエラワン象(頭が3つある神象)などのレリーフがあります。朝の8時から夕方5時までオープンし、展望台に上るとビエンチャン市内を一望できます。