サンクチュアリ オブ トゥルース(Sanctuary of Truth)寺院は1981年に建立され、全て木造の構造で出来ています。マホガニーとチークの木材しか使っていないサンクチュアリ オブ トゥルース寺院は釘を一本も使わず全てほぞとほぞ穴で組み合わせていてとても精緻な限りを尽くしています。ところが寺院の建物は全て木造で出来ただけに、後期における防腐処理が加えられたにもかかわらず、木材は長い年月にわたる雨や風に晒された痛みが免れられないです。そのため建物全体は今になってもその修繕などが続いています。現在、サンクチュアリ オブ トゥルース寺院の起工式から30余年を数えましたが、もし最初の設計から見れば目下のサンクチュアリ オブ トゥルース寺院はいまだに「未完成」の状態に置かれていると言えます。そのために何時でもこの寺院を訪れていっても何人かの大工さんが工事に取り組んでいるのが見えるような気がします。
サンクチュアリ オブ トゥルース寺院の中にある木彫りの技術は最高で、仏教に関する奥深い内容は大工さんの優れた技術により、見事に木彫りの細工に表現することができました。精緻かつ複雑な木彫りの工芸はふんだんに各種の仏像やレリーフなどに使われています。テーマは主に人間と天や宇宙との関係を表しています。このほかに寺院では歴代の住職の仏舎利が陳列されており、人々の礼拝を集まっています。