ハムロンマウンテン(Ham Rong Mountain)にはこのような伝説が語り継がれています。遠い昔、伝説では動物たちは混沌とした環境の中で共に生きていました。当時の皇帝は、全ての動物の種を保護するためにそれぞれの動物が生活できる領域を見つけることを命じました。ある大きな湖に住んでいた龍の三兄弟は東に向かったが、思うように領域を見つけることはできませんでした。西に向かう途中、末っ子の龍は兄2人よりも早く目的の場所に到着し、ライオンやトラ、ネコの集団に迷い込んでしまいました。動物たちが危害を加えるのを心配した龍は、防衛本能でその口を大きく開いて威嚇してしまい、その瞬間に皇帝の動物を保護するという命令は破られ、3頭の龍は石化し、末っ子の龍は頭を上げ口を開いた状態のままで山脈の一部となってしまいました。この伝説よりこの山は「ハムロン(龍のアゴ)」と呼ばれるようになり、現在ではハイキングや観光で親しまれています。