タフィン村(Ta Phin Village)はサパの北西12kmに位置する小さな村で、周囲は山に囲まれ棚田が広がっています。ここには2つの少数民族がいて、大部分を占める赤ザオ族と黒モン族がともに生活し、サパで生きる少数民族の人々の生活様式を知るために最適の場所と言えます。
村では、糸や布で縫い物をしながら明るくおしゃべりする女性や女の子の姿が印象的です。この縫い物の習慣は観光で訪れた人々を接客する際も継続されます。1998年以降、この村の人々が手作りで作った独特の織物の数々を見ることができる「錦の村」となっています。その製品は小物入れからスカーフ、財布、スカート、コート、バックなど種類も豊富で色彩も様々なパターンがあります。また、ここならではの珍しい習慣やイベントもあり、「ダンス大会」や「新居式」など純朴で温和な人々の生命感満ち溢れた幸福な生活を体験することができます。