スレー・パゴダ
スレー・パゴダ(Sule Pagoda)はヤンゴンのダウンタウンに位置し、「小金塔」とも呼ばれます。塔は高さ46メートルで表面が金メッキで被さり、台座が八角形になっています。話によると、2000年もの前に神様の「宝物」を迎えた僧侶がサンスクリットから帰ってきたのですが、それでKakusana菩薩時代からの守護神とされたスレー(Sule)という名前にちなんで命名したわけです。塔の中にシュエダゴン・パゴダ (Shwedagon Pagoda)のある聖山の守護神とされるスーレの神像が収められます。仏堂の周囲に数多くの彫刻像が取り巻き、もっとも人の目を引き付けるのは人間の「生まれ年」についての彫刻です。ミャンマーでは人々はこの生まれ年を八個分に分けるとして、毎週の月曜日から日曜日まではそれぞれ違う「生まれ年」に当たるようにします。その中の水曜日が午前と午後の二つの生まれ年に分かれるとします。ここで観光客は自分の誕生日に合わせる生まれ年を見出し、礼拝することができます。これにより自分が神様から加護を受けることができるそうです。