パンガン島(Koh Phangan)はタイランドワンの西部に位置し、三つの集落から構成られています。サムイ島から渡し船で30時分ほどで行くことができます。「パン」とは接続語であり、「ガン」とは「砂の柱」という意味です。記載によると紀元前500~100年ごろここでの文明などが栄えたとされ、アユタヤ王朝時代に当たる16世紀ごろ、仏教の伝来が始まり、寺院も建てられました。18世紀頃から中国人が住みつき、漁業や錫の採掘を始め、生計を立てたと言われました。現在タイのココヤシを栽培する主な産地に化しました。パンガン島はアジアで一番美しいビーチがあり、1980年代から観光業を発足させ、海の観光地として脚光を浴びるようになりました。パンガン島は毎月満月の夜に、フルムーンパーティー(満月祭)でにぎわい、世界的に有名です。月に2万人を超える若者が詰めかけてきます。彼らが白くて軟らかい砂浜で思う存分に踊ったりして翌日まで続く盛況ぶりは話題を呼んでいます。力強いロック音楽や安いカクテルなどが若者を魅了させます。すでにインドのゴア(Goa)、スペインのイビザ(Ibiza)と並び、世界の三大「エレクトミュージック聖地」に育ちました。昔はパッカーの聖地とされていましたが、2003年ごろからリゾートやレストランなどが増築され、様々なパターンの観光客が訪れるようになりました。