サイゴン大教会
ホーチミンにあるサイゴン大教会は赤煉瓦を使った外観なので、紅教堂とも呼ばれます。サイゴン大教会はホーチミン市のシンボル的存在として知られ、1883年に建造され、フランス植民地時代に残った記念物です。建物のデザインに均一性が見られていて、スマートな感じのうえに、荘厳さがあります。パリのノートルダム大聖堂に倣ったサイゴン大教会は両側に40メートル高い鐘楼が空に聳えていて素敵です。壁に使った煉瓦は全てフランスから輸入されたもので、いまだに色褪せしていません。大教会の前の広場に重さ4トンもする聖母マリアの彫像が佇んでいます。この彫像は1945年にローマ教会からプレゼントに送ってくれたものです。大教会の外側にあるポーチなどに精巧な彫刻作品が施されています。周辺に小さい祈祷室が設けられ、部屋によって中の神棚や彫刻、飾り付けなどがそれぞれ異なります。サイゴン大教会はカトリック教堂として、日曜日や宗教祭日になると必ず、敬虔な教徒が四方から集まってきます。