福建会館
福建会館は中に美しい壁画や彫刻があるほか、本堂の中に古代の帆船の模型が陳列され、長さ数メートルあり、木製の船体に赤ペンキを塗りつけたものです。会館の中のお香が傘のような形をして螺旋状で天井から逆さまに下がっていてとても面白いです。中央の庭を通ると靴を脱ぐことが要求されます。福建会館は早い年代に建造されていて、スケールも大きいです。当時の福建系の社団が集まる場所でした。約17世紀の前に初めて藁葺きの草庵を建立し、清の乾隆16年(1751年)に瓦葺きの廟に改築しました。高い玄関と中門が添えつけられています。その後福建会館は後天神とされる媽祖女神を祭るようになりました。媽祖女神が生き生きとして顔が博愛的で慈しんでいます。福建会館は間口が大きくなく、裏門から長い通路で行ける庭があり、庭には盆栽が置かれ、花もきれいに咲いています。正面の二重の鳥居に多くの彫刻が施され、「金山寺」という三文字があります。下部に「福建会館」という文字があり、裏側に「天後宮」、「恵我同仁」などの文字が刻まれています。本殿は幾重にも仕切られ、東西の廊下や庭と並び、また四合院という形が形成されます。中に「媽祖女神」が祭られ、上に「群欽大母」の額縁が掲げられています。