マハーボーディ寺院
マハーボーディ寺院(Mahabodhi Temple)はバガンにおけるインド、及びバングラディシューの様式を共に融合した唯一の仏塔です。アショーカ王がインドのビハール州にあるマハーボーディ寺院(ブッダガヤの大菩提寺とも呼ぶ)に倣い、建立しました。ここは釈迦様が悟りを開いた場所とされたことから、有名な仏教ゆかりの聖地と思われています。マハーボーディ寺院は1215年に建造され、仏塔の周囲に六つの小さい仏塔が取り囲み、あたかも星が月を取り囲んでいるように見えます。台座が正方形になっているマハーボーディ仏塔は方錐の形をして外壁の至る所に窪んだ仏龕が分布し、中にそれぞれ仏像が座っています。すなわちマハーボーディ仏塔は無数の小さい仏龕から構成したことになります。マハーボーディ寺院から近いところに「Nwapyaga」と呼ばれる小さい寺院があり、その背後に同じような寺院があり、世間にあまり知られていない「Myinpyag」と呼ばれる小さい寺院があります。もし地図を持たないなら、おそらく探せないかもしれません。Myinpyagはある村に隠れていて規模が大きくないですが、古くて長い歳月を歩んだ感じです。観光客が訪れたことがないようです。