14世紀に建てられたサガイン(Sagaing)はイワラジ川の北岸、マンダレーの西南21キロに位置し、50年間ぐらいシャン族の王都が置かれた所です。サガインで最も有名な観光地はカウンムードパゴダです。
カウンムードパゴダはサガインの西南にあり、1636年にタールン王がサガインが再びインワ王朝の都になったことを記念として建立しました。白亜の仏塔の外観は女性の乳房の形をするので、「乳塔」とも言われています。建造者のタールン王は王妃の中から一番美しい胸の形をする王妃の胸を選んでモデルにしたそうです。仏塔の中に一人の国王の体重と同じ重さの金仏を祭っています。
郊外のサガインヒルには600を超す僧院があり、6000人以上の僧侶と尼さんが僧院で修行に励んでいます。サガインヒルには主な観光スポットとしてスーンウーポンニャシン仏塔、ウーミンコウゼパゴダとウーミントゥンゼパゴダが点在しています。金色のスーンウーポンニャシン仏塔は14世紀に建てられ、仏塔の中に仏歯が二つ祭られていると言われています。サガインヒルの頂上に位置するので、境内から小高い丘に広がる無数の白亜の仏塔が散在する光景やエーヤワデイ川などの素晴らしい景色を眺めることができます。サガインヒルは周辺での仏教修行の中心地で、一年中参拝者で賑やかです。