ベトナムの交通

到着と出発

航空便

ベトナムまでは、飛行機、汽車またはバス、船などの交通機関が利用できます。北京、上海、昆明、広州などの都市からの直行便があります。

陸路

陸路は友誼関と東興からベトナムに入国できます。友誼関から入国すると、南寧からハノイまでのバスを利用すればいいです。乗車料金は148元。最も早いバスは、午前七時三十分に南寧国際旅游集散中心から発車します。ハイフォンやハロン湾のバスもあり、ハノイに到着時間は午後四時ごろ。友誼関で出国・入国する時は、中国の携帯電話が利用できません。税関のスタッフは仕事ぶりがまじめですから、受賄するようなことをしないでしょう。注意すべきことは、初めて通関する場合、身分証明書を見せておくことです。身分証明書を持っていないと、迷惑のことになりますから、気をつけましょう。ベトナム側で通関する時、わけもなくお金を10元出してくれと言われる場合がありますが、出すか出さないかはご自分で決めればいいです。

ご案内：東興からベトナムに入国する場合は、ハロン湾を経てハノイまで、水路を経過する一段の道があります。そこから入国するする時、ベトナム国境の警察に「健康証明書」を出せとゆすられる場合がありますから、それを避けるために、「健康証明書」持っていればすぐ出して見せましょう。もしなければ、特にそれをもらいに帰る必要がありません。パスポートに入国する許可の印を押してもらえばいいです。どうしても「健康証明書」を見せてくれと言われれば、携帯電話を出して「大使館に電話で確かめよう」と言いながら番号を押すようなふりだけすればいいです。

内部交通

観光バス（Open Bus）

ベトナムはOpen Busというサービスを提供する観光バス会社があります。それを利用する時、一駅でもクーポンでも乗車券が自由に買えます。評判のいいバス会社はSinh tourist(元はSinh cafe)，Mai Linh Express，Phuong Trangなどです。にせのバスもありますから、気をつけましょう。

Sinh Cafe会社が提供したOpen Busのコースと料金は当社のHPをご参照ください：https://www.thesinhtourist.vn/

以下は、ハノイにあるSinh Cafe会社の事務室からもらったopen busのコースですが、ご参考ください（内容は変更する場合がありますから、最新情報はHPでご参照）。括弧の到着時間と料金は2011年12月下旬～2102年1月上旬、実際体験したものです。料金の単位はドル。

１、ハノイ―ニンビン　18：30－20：30（寝台）

２、ニンビン―フエ　20：30－8：30(+1)（寝台）

３、ハノイ―フエ　18：30－8：30(+1)（寝台）（実際の到着時間は9：30）（約14ドル/人）

４、フエ―ホイアン　a)8：00－12：00（席）； b)13：30－17：30（寝台）（実際の到着時間は17：00）（約3.5ドル/人）

５、ホイアン―ニャチャン　19：00－6：00(+1) （寝台）（実際の到着時間は6：30）（14ドル/人）

６、ニャチャン―ダラット　7：45－13：30（席）（予定通りに到着）（5ドル/人）

７、ニャチャン―ムイネー　7：45－13：00（席）

８、ニャチャン―サイゴン　a)7：45－18：30;　b)20：30－6：30(+1)

９、ダラット―ムイネー（29人収容バス）　7：30－13：30（実際の到着時間は12：30）（9ドル/人）

１０、ダラット―サイゴン　8：15－16：00

１１、ムイネー―サイゴン　13：00－18：30（実際の到着時間は19：30）（12ドル/人）、実際は一日に3便、あと2便の出発時間は午前1：00と7：00。

Tips：１、乗車券は別々とクーポンと、どれがいい？

乗車券をコース別々に購入するのはクーポンと同じ料金ですが、行動が自由で、途中で乗り換えることもできます。ただし、チケットは発車前日から発売されるので、気に入る席を選択する余裕がほとんどありません（最後の四つの席しか購入できなかった経験がありました）。一日に一便しかない線路の場合がありますから。全コースの乗車券なら、随時に予定変更ができます。季節によって価格の変動があるから、その差を補足すればいいです。ですから、決めたコースは変更がない場合、特に観光シーズンの時期はクーポンを購入したほうがいいでしょう。逆に、コースを変更したい、またはオフシーズンの時期は、乗車券を別々に購入したほうがいいと思います。

２、USドルとベトナムドンと、どれがいい？

Sinh Cafe会社のグループツアー、またはopen busの切符を購入する場合は、直接にUSドルで支払えばいいです（1ドル＝21500ドンというレートはお得）。旅行の現場では、現金の1ドルは20900ドンしかチェンジできないから。ほかのところでは21000ドンの場合もありますが。手元には残りのドンがわずかならば、ドルで支払ってもかまいません。

３、寝台車の席を選択するコツは？

バスの最後の列の上段と下段、及びトイレの上段（２８番席かな？）以外の席は、すわり心地がほぼ同じです。五人席並べの真ん中の席はなるべく選ばないようにしましょう。

４、他の交通機関はどうかな？

１）Hanh Cafe会社などのようなopen bus会社がたくさんありますが、ホテルのフロントで聞いたところ、出発と到着時間はほぼ同じです。候補の選択肢としましょう。ホテルのスタッフが薦めてくれるopen busがありますが、コミッションがあるから、料金は高いかもしれません。でも、ホテルまで送迎してくれますから、サービスが行き届いています。

２）ローカルバス（local bus）

open busは観光客のためですから、料金がわりと高いです。実は、地元の人はほとんどローカルバスを利用しています。ホテルの紹介によると、バスの料金は半分ほど安いですが、バスの中は混乱で、嫌な匂いもしますからやめたほうがいいと思います。もちろん、我慢強い人、または地元の生活をぜひ体験したいという人は別ですが。

列車

列車の時刻表は次のHPを参照してください：

http://www.hotels-in-vietnam.com/hotels/Travel_Vietnam/vietnam_train_time_table.html

汽車の料金はopen busより高いです。特に代理店では、高い料金を請求されますから、直接に駅で購入したほうがいいでしょう。

Tips：バスを利用しようとする場合は、手を挙げて止めてもらいましょう。バスを降りる場合は、ボタンを押して運転手さんに知らせましょう。

レンタカー

ベトナムでは、自転車やバイクなどをレンタルする場合は、敷金も証明書も出さなく「紳士協定」という形だけでレンタルできます。レンタル料金は相談で約束して、車両返還の時支払います。車両をレンタルする前に客の住んでいる旅館や部屋番号を聞いて確かめるという車両所有者もいますが。料金は普通、日割りで勘定されますが、地方によって違います。バイクの場合は5ドルないし10ドル程度です。時間通りに車両を返還したら、約束した料金で支払えばいいです。時間をオバーする場合は、料金追加になります。個人経営のガソリンスタンドがどこにもあるから、自分で給油すればいいです。もちろん、正規のガソリンスタンドも簡単に見つかりますが。ガソリンの価格は中国国内よりやや安いです。

人力三輪車

人力三輪車はベトナムで特色のある乗り物です。客が前列に座り、運転手が後ろにこぐという人力三輪車は非常にベトナム的です。料金が変動しやすく、だいたい5000ドン以上です。地方の状況に詳しくない人が高い料金を支払わされることはよくあるそうです。

バイク

ベトナムは「バイクの王国」と呼ばれている国です。道路を走っているバイクの数量は、現在600万以上で、年間何十万両も増えているそうです。そうなりますと、交通の混乱状況は想像できるでしょう。客を乗せているバイクはどこでも見かけますから、確かに便利な乗り物だとは言えます。道で手を挙げて拾ったら、レンタバイクでなくてもすぐ止めて乗せてくれます。ほとんどのベトナム人がアルバイトをしていると言われていますが、その中の多くはレンタバイクの運転手さんではないかと思われるでしょう。不思議なことに、彼たちとのレンタル料金の交渉は難しいそうです。

タクシー

ベトナムの町ではタクシーが少ないようです。タクシーを利用する場合は、タクシー会社に電話をして注文する人が多いです。ハノイやホーチミン市などの都市以外は、タクシーを利用する機会が少ないから、ほとんどの所までは歩いてまたは自転車に乗って行けます。

自転車

自転車は環境に優しい乗り物です。セルフ的で、レンタル料金も安いし、観光のコースも自分で自由に決められます。唯一のデメリットは保存することです。保管してもらう場所を探すのには、30分またはそれ以上の時間がかかる場合がありますから。