ハノイ大教会(セント・ジョセフ教会)
ハノイ大教会は 「セントジョセフ教会」とも呼ばれていて、ハノイ市内におけるもっとも古い教会です。パリのノートルダム寺院に倣って建造したということです。大教会は中世期の面影が色濃く残っていて、ハノイにおけるフランス建築の代表と推奨されています。1886年に建造した大聖堂はニューゴシック様式に属し、二人の宝くじの商人に協賛されて建築したのです。外観が少し煤けて見えますが、内部に綺麗に装飾した講壇やステンドグラスおよび正方形のタワービルは一見の価値があります。教会の正面玄関はミサを行う時だけに開けてくれますが、これ以外に脇の入り口から入ることが許されます。脇の入り口が真正面にある教会の左側の路地裏にあります。大教会の向こう側にナトウ街(Nha Tho)は新しく復興した商店街であり、高級品店やコーヒーショップなどが多く進出しています。これに加わるフランス風の建築や並木などがあり、気軽に散策するとのんびりしてロマンチックな気分が味わえられます。