ティエンムー寺(Thien Mu Pagoda)はフエを支配したグエン氏政権を発足させた初代の皇帝が1601年に建造した寺院です。記載によるとティエンムー寺は竜の頭に当たる場所に位置することから風水(地理)的に良いばかりではなく、周囲にある景色も素晴らしいといいます。
ティエンムー寺は本殿とされる大雄宝殿が優雅なガーデンに中に築かれています。中に入ると一軒目の仏堂の中にブロンズ製の弥勒仏像が安置されています。そして大雄宝殿の後ろにそれぞれ官武祠と官音寺が隣接しています。このほかに
ティエンムー寺の境内に1701年に鍛造した巨大な鐘があり、重さ2052キロにも達しています。また大理石の亀の背中に乗せた石碑は境内に立てられ、高さ2、5メートルあります。上にティエンムー寺はかつてベトナムの仏教に対する宣伝に貢献したことを記してあります。
ティエンムー寺の真正面に八角形の七階建ての塔があり、それぞれお釈迦様の七種類の化身を表しています。塔の中に金メッキのお笑い仏様と三つの洗練された形の仏像が収められています。塔の周囲に六体の守護神の彫像が取り巻き、見守っています。