ワット・スアン・ドーク(Wat Suan Dok)はステープ山に行く道の途中に位置する有名な寺院です。この寺院は14世紀におけるラナー王朝に造った美しいガーデンの中に営造されました。境内にタイで最も大きい青銅製の仏像が安置されています。その以外の建築も立派なものが多く残されています。本殿の屋根が三階建てに造られていて後ろに幾つかの仏塔が聳え、中にタイの国王の遺骨が納められています。寺院の中にある巨大な鐘状の仏塔はスコータイ王朝の物と似ていて著名な僧侶であるスマーナテーラ(Sumana Thera)を記念するための物でした。彼がスリランカからチェンマイを訪れて学問を教えた時に泊まったことがあったと言います。ワット・スアン・ドークはまたカメラマンの好みの場所であり、特に夕焼けが出た時に人気が集まっています。毎年の4月13日から14日にかけてここで大規模な宗教的イベントが行われます。